MARC LE BIHAN

マルク・ル・ビアンのクチュールラインは、ヴィンテージのリメイクなど1点物やハンドメイドの温もりを感じさせる洗礼されたアイテムばかり。彼の物作りの根幹は、モデリストが作り上げたサンプルに染色・煮沸・塩縮など思うように手を加えることによる造形美を追及することであり、天然素材を多用する所以である。その、既成概念にとらわれない独特のスタイルは異彩を放つ。



AleksandrManamis

デンマーク・コペンハーゲンを拠点に2007年よりスタートしたAleksandrManamisは、 デザイナー非公表のある種ベールに包まれたブランドである。エクスクルーシビティの高い生地を用い、ほぼ全てのコレクションをアトリエ生産で行うことにより、クラフト感とハンドメイドによる独自の世界観を演出する。その一つ一つのステッチング、ボタン、ライニングやパーツの細部にまでこだわり抜いたディテールも多くを魅了する所以である。



Hannibal

Hannibal

2010年にドイツ・ミュンヘンで情熱ある兄弟によって生まれたHannibalは、天然素材を 用いることを最も重視している。そしてまた、彼らのフィロソフィーにマッチした非の打ちどころのない製品を供給するために、長い時間を掛けて信頼できる関係を構築した本物の職人との物作りを大事にしている。そのほとんどがミュンヘン近郊で製作され、職人のハンドメイドにより、個々のアイテムはデザインと形成、機能性の間で見事なバランスを取ることが、彼らに自信と誇りを与えている。



daub

2018年に初めてパリで発表されたdaubは、イタリア人のアルビナ・ピエルッチとマッティア・カバッツィーノがファッション界での長い経験を活かし生まれました。 daubは、イタリアの高品質な生地とイタリアの職人の専門知識を駆使した男性と女性の ための前衛的なコレクションです。作家の専門用語を語源とする「daub」とは、落書きを再構築して進化させることを意味します。ストリートウェアのムーブメントの波を再構築して更新させ、新しいミニマリズムとしてハイブリッドなコンセプトを創作します。 アヴァンギャルドは過剰や誇張ではなくミニマリズムであるという考えが、daubの提案するネオミニマリズムです。



First Aid to the Injured

2012年よりスタートしたこのブランドの語源は、日本語で応急処置という意味である。 その意図するところは、ディテールは効かせつつべーシックなアイテムを供給することで、ワードロープに付け足しやすくし、さらに値頃感を持たせることによって買い求めやすくするというコンセプトから生まれている。またこのプロジェクトは、毎年売り上げの一部をチャリティー活動に充てている。



ISABEL BENENATO

 

ISABEL BENENATO(イザベル・ベネナート)は、縫製工場を営むナポリのクリエイティブな環境で育ち、ロンドンでファッションと語学を学ぶ。その後イタリアに戻った彼女は、トスカーナのニットウエアの長い歴史を持つFilippoと協力し、創造性と職人技が調和したコレクションを2011年より提供している。



Jean Francois Mimilla

“MARC LE BIHAN”のパートナーが手掛けるハンドメイドのアクセサリーブランド。 彼の手により1点1点丁寧に作り出される作品は繊細さの中に力強さを秘めた美しい作品ばかり。ヴィンテージのビーズやレースが彼の手により生まれ変わる。



tous les deux ensemble

Wとは、ラテン文字の23番目の文字であり、その字形はVに由来し、Vを二重化したものである。 仏語の「tous les deux」(トゥレドゥ)は2つ・2人にとって、両方共にという意味であり「ensemble」(アンサンブル)は一体/併せるという意味である。 2つのもの・事・人を重ね併せ、常に進化していこうとする二位一体という造語が語源である。 2つのものを1つに併せるという協力共同により創られたこのブランドを着脱する事によって、新しい自身と新たな自分を発見して欲しいという願いをこめたコレクションである。



werkschwarz

werkschwarz(ヴェルクシュヴァルツ)は、wiktor氏がデザイナーを務めるドイツのレザーバッグブランド。全てのバッグはベジタブルタンニンレザーを使用し、ひとつひとつハンドメイドで制作されている。様々な文化から得たインスピレーションを、プリミティブな素材とミニマルかつ実用的なソリューションによって表現することが、werkschwarzの美学である。